700043

エリーズ9度

<テーマ> 社会的役割
<シンボル> 水晶を見つめる人

 
このシンボルの解釈は難しく、いきおいフィールドワークに頼らざるを得ない。この度数はグル、社会的な活躍、女性の場合は夫への精神的依存もしくは社会的願望になるこが多いが、それとここでの水晶と意味的な関連が見いだしにくい。水晶は先見能力や占いの意味にならないこともフィールドでは証明されている。

それとも我々にはまだ感知されていない意味があるのだろうか。深いところで類推すれば、アトランティスなどの過去の高度な文明への郷愁になるのだが、まだわからない。我々は失われた文明を思い出そうとしていると示唆しているのだろうか。



エリーズ10度

<テーマ> 転換と不安
<シンボル> 教師が伝統的イメージに象徴的形態を与える
 
象徴というのは抽象でもあろう。フィールドワークでは、この度数は不安や挫折、転換となりやすいが、特に不安が問題になる心理かもしれない。新意識の獲得のために天の勢力がエネルギーを入れてくるので、人はひたすら不安になり、恐れややトラウマを刺激し、ひどい時は魔に囚われることがある。

その時に何らかのグルや相談相手が必ず必要になることが多いことを考えると、人は最後まで教育されなければならないことを教えているといえそうだ。この度数を持つ場合、一人であることはむしろ害になる危険があろう。