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余白としての生徒との対話
プロット2 縁起の法則と詩としてのサビアン
 
***あなたはこのサイトを衝動的に構成したいというのですが(笑)、それは体系はまとめきれないからか、それとも公開はまだしたくないということだからですか?
 
両方だと思いますが、実際は霊的テーマに満ち満ちていますので、後継者はまず見つからないということもあります。事実私自身がこのサビアンは何のためにあるのか考え続けてきたのです。それでも空間としての天は教え続けていて、まだそれは止まらないのです。どうしたらいいですか。(笑)
 
***でもあなたは30年以上も前にルディアーを訪れた時に、夕方嵐が来て縁起の法則を教えるから公開しなさいという神がかりになったのではないですか。(笑)
 
縁起の法を知らなかったので、仏教は決定的に壊滅退廃しましたね。魔界に擦り寄ったままです。それはもうすぐ明らかになるのですが、仏教だけではありません。人々は何かがあると考え方がよくないというタッチで批判したりしますが、それはこの周期が思考と自我の周期だったからです。

それは近々、悲惨な形で壊されてしまいます。それにどう対処するかといえば、エネルギーを上げるしかないのです。占いとしての古びた占星術をやっている者もその周辺にいる人たちも、強いエネルギー淘汰されます。そんな人と付き合っていれば巻き添えになりますので、壁を立てるわけではありませんが、旧来の占いファンと私は無縁です。

ではなぜサビアンをやるのかということですが、これだけやってきてサビアンの究極の魅力はエリス・フィラーという車椅子の美しい透視家の女性の見た詩のビジョンだと思います。詩だけが高次の次元につながるものです。それは伝えたいと思います。
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***シンボルのビジョンが自我の不安の世界を迂回するというのですか。
 
そうです。詩は霊体としてのアストラル体を浄化するからです。ですから、まず学びたい人は自分の度数のシンボルをイメージ化してほしいと思います。
 
***それが最後に行きついた地点ということは理解できますが、それでは縁起の法則はどうなりますか。
 
解明はそれなりにしたつもりですが、それを学ぶとなると妄想ぎりぎりのアストラル世界で理性を保つという離れ業が必要になります。そういう人材は見つからないのです。

理性的秩序のもとに人のアストラル体をサビアンで透視すること、特に輪廻における化身の変化の意味を考えるのは普通より高い霊能力が求められます。つまり縁起の法は文字だけでは把握はできないのです。

一般の前世こうだっただろうという類のものは間違いだらけです。アーカシックとしてのサビアンだけがそれを知っているのです。前世を知らなければこの生の意味は知り得ず、何が何だかわからないうちに終わってしまいます。それではあまりに無残です。

けれども残念なことに、人の知性はそこまで達していません。ですから学ぶ人はいないのです。